5月20日
母の日の少し前、北海道にいる母親から連絡が来ました。昨年末に私が帰省した際に、母親が所属する商工会女性部の北海道大会があることを聞き、スピーチを準備していました。しかし、なかなか原稿がスピーチのようにインパクトが出ないことに悩んでいたため、私も母親の手伝いとして原稿を添削しました。
結果は優秀賞!最優秀賞とはいきませんでしたが、達成感があり、満足した母の様子が電話から伝わってきました。私もその話を聞いてうれしくなりました。それは私の添削で賞が取れたという思いではありません。自分の息子や周りの人にまで頼んでよいスピーチを準備していた母の姿勢に感動したのです。聞けば父親や周りの人にスピーチを聞いてもらって本番に臨んでいたそうです。
その姿に私自身も省みることになりました。「ほどほど」や「バランス」をとる生活を考えたために、「やる時はやる」の「やる時」を見失ってはいないだろうかと…。「やる時」を見つけたとき、夢中になって走るその人はなんと輝いていることでしょう。
大人になっても一生懸命に努力する姿は、決してかっこ悪いものでも、滑稽なものでもありません。私も天の神様に向かってひたすらに走り続けたいと、母の姿に魅せられました。
競技場を走る人たちはみな走っても、賞を受けるのは一人だけだということを、あなたがたは知らないのですか。ですから、あなたがたも賞を得られるように走りなさい。
1コリント9:24