12月16日
西日本豪雨被災地の倉敷市真備地区へ4ヶ月ぶりに行ってきました。今回は岡山キリスト災害支援室(岡キ災)が「まびくら」を開所し、新たなコミュニティースペースや活動拠点としての働きを始めたということを聞き、その状況と必要を知るための視察と思って行きました。
8月にボランティアに行ったときには想像以上の洪水の被害で、手をつけられていない被災物だらけの状態でしたが、今回真備に入ったときにはあたかも「日常」的な風景が広がり、落ち着いているようにも感じました。たくさんのボランティアの手によって片付けが進んでいる一方、誰も住んでいない取り壊しを待つ家屋も目立ちました。
その中に、モットーである「まびに暮らしのぬくもりを」からまびくらが名付けられ、開所しました。月曜日の午後に行ってみるとまさに今からがスタート!という様子で、私も加わって畳や道具を頂きに行きました。そして物品に名前を書いたり、扉前の看板を準備したり、地元の復興に合わせるように、まびくらも歩みを始めました。
常勤スタッフはたったの二人。施設ももともと被災したものを直して借りており、ここにある希望が神の憐れみと恵みだと確信してスタートしています。教会に集う人々の救いと町の復興は似ています。希望の灯火があり、そこに集まる人々によって祈りの輪が広がり、聖書の御言葉が道しるべとなって、なすべきことを伝えていきます。まびくらもまた、人々が集まり、祈りの輪が広がり、町の復興と心の復興が行われるエクレーシア(キリストの群れ:教会)となりますように。
ノアは息子たち、彼の妻、息子たちの妻たちとともに外に出た。
ノアは主のために祭壇を築き、祭壇の上で全焼のささげ物を献げた。
創世記8:18、20