光テラス No.43

2月10日
 携帯電話の契約特典で、2月の金曜日は牛丼1杯がタダで食べられるということを知り、牛丼屋へ出かけてきました。しかし、特典を受けられるお店はこの周辺にはなく、車で20分ほどかけて隣町へ行くことになりました。
駐車場近くまで行くと、とても多くの車があり、駐車場の入り口には警備員が配備されていました。私たちも指示に従い、ゆっくりと駐車しました。店の中には持ち帰りの列と店内で食べる列が並んでいて、店内で食べようと考えていたので、5分ほどで案内され、無事に牛丼を取ることが出来ました。
 安く食事を取ることが出来たため、近くの本屋やカフェでお茶をして帰ることにしました。お客でいっぱいだった牛丼屋からゆったりとしたカフェで過ごせ、良かった良かったと思いつつ帰宅しました。
 しかし、帰ってから出来事を振り返ってみると、タダで食べられる、安く食事を済ませられると言って外出したものの、終わってみれば、普段の外食と同じか、少し高い出費となっていました。「あら、結局お金遣っちゃった」と反省させられてしまいました。
 節約を理由に出かけることは悪くありません。でも、いつの間にかその目的を忘れ、周りの影響を受け、結果も達成されない。そんな自分に問いかけることになりました。あなたが出かけたのは、初めから牛丼を食べる理由がほしかっただけではないのか、と。
  
    主イエス・キリストを着なさい。
    欲望を満たそうと、肉に心を用いてはなりません。
                   ローマ13:14