3月17日
結婚2周年の記念に瀬戸内観光をしてきました。瀬戸大橋を見下ろせる展望台やオシャレと言ってしまうのはもったいないほど、上質な音楽と歴史観のある喫茶店などをめぐり、思い出ができました。
様々なところを巡っている車内での会話の中で、結婚式の日付を3月11日にした経緯について振り返ることになりました。
この日に決めたことで、回りの人たちが3月11日を言うときに、「3.11(サンテンイチイチ)」と言うのを控えるようになりました。
3月11日に生まれた人もいれば結婚した人も、受験に合格した人もいます。時にどのような意味を付けるかは本来自由です。大震災が起こったことは消すことはできません。しかし、その日を喜びの日として意味を付け加えることもまた自由にできます。
同じ時のしおりに、悲しみと喜びがともに記されていること、それが私たちの生きる現実です。完全に上書きされることも、消し去ることもできません。それでも、喜びが悲しみに勝り、乗り越えることはできます。私たちの結婚式を通して、苦しさや悲しみだけに意味づけされた思い出に、喜びと感謝の意味を付け加える希望がキリストによってあることを証したいの願いを込めて、この日付にしたことを思い起こしました。
同じように、主の十字架の死という悲しみと、罪を贖ってくださったことへの感謝と、復活の喜びはいつも1枚のしおりに記して心にはさんでおきたいと改めて感じた結婚記念日でした。
泣くのに時があり、笑うのに時がある。
嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
伝道者の書3:4