光テラス No.56

5月12日
 先月に続いてジョイフルホリデーが開催されました。先月来た人、クリスマスに来た人、初めて来た人。特に礼拝という形に戸惑う人もいました。それでも聖書の話をみんなで話し合い、ゲームを通して打ち解けあい、最後には工作で作ったもので遊んでいる姿を見て、子どもだちにとって、教会は決して怪しいところでも変なところでもなく、既に受け入れていることを実感しました。
 たくさんの感動がありました。先月初めて歌った歌を元気に歌っていた姿、クリスマスに渡したパズルのピースを大事にしまっておいて持ってきたこと、最初は引き気味に参加していても、最後は積極的に関わっていたこと。驚きと喜びに溢れた時間でした。
 目の前に与えられたものを一つ一つ考えたり試してみたりしながら取り組む様子に、私自身も信仰によって歩む大切なヒントがあると感じました。
 それは、参加者が打算的にどれほどのメリットがあるかを考えようとせずに活動に取り組むことで、素直に楽しるということでした。打算的に考えて取り組むのではなく、まず受け入れ、自分なりに工夫(応答)してみるのです。メリットや意図は企画者を信頼してお任せです。そうすればその活動に集中してたくさん応答できます。
 私も打算的に考えずにいのちの企画者である神にお委ねして、与えられた人生の中でたくさん応答したいと、子どもたちを見ながら決意を新たにしました。

    神は、みこころの良しとするところにしたがって、
    私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、
    愛をもってあらかじめ定めておられました。
                         エペソ1:5