7月14日
妻の母が韓国から来ました。短い時間ではありましたが、水曜日にはプランターの時間に証をしてくださり、家族としての関わりについて妻も交えいろいろと話をすることができました。
自分の子どもが結婚して海外にいくというのは、いつの時代でも不安が大きさは変わらないでしょう。私の姉もまた結婚をして海外に住んでいるため、少しばかりはその気持ちに気づくことになりました。
身近にいる親子であれば結婚をしても頻繁に会うことができる一方、海外まで離れてしまうと、顔を合わすのは年に1~2回あればいい方で、場所によっては数年間直接会えないこともあります。そんな時、親としては何もしてあげられない、申し訳ないという気持ちが沸き起こってくるのだと思います。
ある平日の話、午前と午後の教会の活動や会議を終えて階段を登ってドアを開けると、とてもいいにおいがしてきました。料理をしていたのは妻の母でした。わざわざ娘に会いに来たけれども、妻がバイトでいない時間ができてしまったのですが、その間に娘のために母の味を残して置こうと手際よく調理していました。
海を越えて娘に会いに来て、奉仕する母。休めばいいのにと思いながらも、限られた時間の中で娘のために何かできないかと勤しむその献身的な姿に、母としての強い愛と献身者としての模範を見ました。
あなたがたは悪い者であっても、
自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。
それならなおのこと、
天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、
良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。
マタイ7:11