4月26日
正教師試験の課題が公示されたので、必要な情報をプリントして確認しました。課題の提出までは約7ヶ月ですが、教会の活動の合間を縫って取り組むことになるため、どのようにスケジュールを組み立てていくかを考えようと思ったからです。
昨年度から試験内容が変更され、昨年の受験者たちはどのような形で提出すればよいか見本がない中で模索しながら取り組んでいました。そして実施した感想や評価を行う中で、今年度は予め回答形式の見本を提示して、その形式に則って提出する旨が示されていました。
そして必要書類の中にその見本があり、目を通して見ると、今まで自分が行っていた説教準備の形式と異なる部分や事柄か、具体的に記されていました。読みながら私は、「なるほど、こういう整理の仕方があるのかぁ。」「このようにまとめていけばよいのか」と多くの発見をしました。数学の証明問題の回答と解説を見ているかのような、頭の良い友達のノートを見せてもらったときのような感動でした。
『見て聞いて、今度は自分が試行錯誤し、その結果仕組みが分かり、自分も人に伝えられるようになる』ことは学ぶことの基本的な目標です。イエス・キリストも弟子たちに見せて聞かせて学ばせた偉大な教師です。その弟子たちが今度は各地に宣教に行き、人々に伝え、教会を建て上げ、新たな弟子を生んだのだと思いました。自分もまた、そのような弟子になりたいと決意し、感謝しました。
わたしは心が柔和でへりくだっているから、
あなたがもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。
そうすれば、たましいに安らぎを得ます。
マタイ11:29