光テラス No.110

5月24日
 プランターの学びも出エジプト記へと移り、新しい形で学びを進めています。何よりもまず、学びで盛り上がりすぎて、祈りの時間が遅れてしまっていたことを改善し、きちんとその時間と心を守ることが課題となっていたので、初めに祈りの時間を持つことにしました。
 小グループで分かち合った後、祈るのは、最初は戸惑うものですが、回を重ねるごとに少しずつ慣れていけたらいいなと願っています。
 その後、日曜日のメッセージの振り返りをし、プリントを使って学びを行っています。ローマ書の学びの時には聖書箇所を読んで解説をして、そして問いに答えるというものでしたが、今度は課題を進めていくために聖書を読んでいき、まとめていくと気づきが与えられるという形に変わりました。テストのように感じてしまうかもしれませんが、間違いを笑う人も責める人もいません。さらに前回は覚えているかではなく、「調べましょう」ということで、問いでもなくなりました。

 聖書箇所を何気なく読むのではなく、問題意識をもって調べるように読むからこそ気づくことがあります。その気づきを全体で共有することにしました。私が想定した通りの答えもあれば、ちょっと違うタイプの答えや、予想を上回る表現をする答えもあります。どの答えも間違いはありません。その答えこそ聖書からの恵みだからです。恵みの共有は証であり、信仰の交わりです。
 人による説得ではなく、みことばによる納得の学びを与えられた人の顔はなんと明るいのでしょう。

    この町のユダヤ人は、非常に熱心にみことばを受け入れ、
    はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。
    それで彼らのうちの多くの人たちが信じた。
                    使徒 17:11-12