11月8日
今年度の活動の反省や恵みを共有し、来年度に向けての話し合いが行われました。コロナ禍にありながら、毎週の礼拝が教会堂で行うことができたのは本当に感謝なことでした。
いよいよ来年、伝道所という立場から独立をしようと計画していた年になります。そこで改めて、なぜ独立をしたいのかということを考える機会を持ちました。このような話を聞く機会はなかなかありません。だからこそ、この過程を実感して歩むことは難しさもあります。
子どもが生まれる前から祈りながら待ち望んでいたわが子が成長していくと、少しずつ自分で物事を決めるようになります。親は子どもを管理する立場から世話をする立場に変わり、応援する立場へと変わっていきます。子どもが活き活きと歩みを進めることは親にとっても嬉しいことですが、大人になるまでは親の庇護の下で歩んでいることに変わりはありません。たとえ親は直接子どもに手を出さなくても、心配をし、祈りながら見守っているでしょう。
いつまでも親は子どもを子どもとして親心をもっている中で、大人になったその子が独り立ちするには、大きな決心が必要です。どんな困難があっても、人や環境のせいにせずにそれを受け入れ、立ち向かっていく覚悟がなければ、誰かに依存してしまうからです。
私たちには誰よりも頼りになり、愛し、心配してくださる神がいてくださるので、この世の何にも依存せずに堂々と歩めるのです。教会もまた、神だけにより頼んでこの世の困難に立ち向かいましょう。
私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、
一人の成熟した大人となって、
キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。
エペソ4:13