光テラス No.135

11月22日
 礼拝後に成人科として国外宣教報告の映像を視聴しました。これまで、私が参考となる文献や書物からまとめて、教材を作成してきましたが、今回初めて教会外部の映像をそのまま視聴するという形になりました。
 私自身が教師試験の終盤ということもあり、学びの準備に手が回らないという状況だったこともあり、申し訳ない気持ちになりましたが、映像を見た方には概ね好評でした。その理由は、これまでニュースレターに載せられた文字でしか伝わらなかった様子が、声を通して、動く表情を通して、活き活きと伝わってきたからでした。初めて聞く宣教師たちの声や、現地の様子を、簡潔に映像にまとめてくださっていたこともあり、充実した時間となりました。

 情報が与える方法と影響の関係についての研究で、メラビアンの法則と呼ばれるものがあります。それは、発信者からの情報は視覚情報が55%、聴覚情報が33%、そして言語情報が7%という割合で相手に伝わるというものです。今回は映像を通して100%の情報が伝えられたことで、見ている人にとっても満足できるものだったといえるでしょう。
 聖書に登場している一人一人は神やキリストとの交わりを通して、100%の情報を味わっていました。一方で私たちは7%しか伝えられていないとするならば、残りの93%を知るために、祈り、交わり、仕えていくことで神とのコミュニケーションを深め、知っていくことになるでしょう。

    もし人が手探りで求めることがあれば、
    神を見出すこともあるでしょう。  
            使徒の働き17:27