3月14日
高校卒業以来、ほとんど連絡を取っていなかった部活の仲間から、オンラインで集まって話そうという誘いがあり、卒業後初めて同期で集まりました。高校卒業時は18歳だった私たちも今年で36歳になるということは、ちょうど、高校卒業が人生の半分となることを意味していました。
北海道の地方の公立進学校と言われていた母校は質よりも量で受験生活を支えてくださったことで、大学に進学できたことは感謝でしたが、在籍していた当時は単調な勉強に飽きることもありました。
このような生活の中で部活は高校生活を充実させる大きな役割をもっていました。野球部を辞め、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていた私は、大好きだったバレー部か、教会で賛美歌を歌っていたことから、歌がうまくなれば一生ものだと思っていた合唱部か迷っていました。
結果的に合唱部を選んだ私は、現在までもこれからも関り続ける「歌う」ということについて学べたことはとても感謝でした。その一方で卒業後も連絡を取り続けるような友人は部内にはいませんでした。
しかし、今回のように突然声がかかり、画面越しに部活仲間たちと顔を合わせてみると、18年も経つのになんだか数か月しか経っていないのではないかと思うほど違和感なくその場にいることができました。
結婚をした人、子どもがいる人、独身の人。それぞれの人生の歩みはバラバラでも、こうして振り返ってみると、確かに関わりを持っていたことを再確認しました。
神と顔を合わせる時、それはきっと初対面のようなものではなく、久しぶりの再会を楽しむような気持なのかもしれないと感じました。
わたしがあなたがたに命じておいた、
すべてのことを守るように教えなさい。
見よ。私は世の終わりまで、
いつもあなたがたとともにいます。
マタイ28:20