1コリント 9:19-20
私はだれに対しても自由ですが、
より多くの人を獲得するために、
すべての人の奴隷になりました。
ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。
ユダヤ人を獲得するためです。
婚約する前の学びの時間に、夫婦円満の秘訣は「お互いのことを外国人であると思いなさい」ということを学びました。そもそも私の結婚相手は外国人であるため、事実なのですが、その心は同じように見えて相手の習慣も考え方も文化も全然違うということを踏まえ、その異文化理解を楽しむということでした。
しかし、いざ結婚すると、単なる認識の違いを超えて、親の在り方、子どもへの対応、さらには教会生活の違いまで浮彫となりました。生活の表面である食べたい物や楽しみたいことなどは共通することも多いからこそ、内面の違いにギャップを感じてしまいます。
そんなとき、どこに立ち返るかと振り返ると、初心という言葉が浮かびます。しかし、この初心とは付き合い始め、結婚したての愛のことではなく、私自身が完全ではないにもかかわらず、神の愛によって赦され、生きるパートナーを与えられ、その歩みを通して、神を知り、神に仕えていくことです。
神は不完全な私を理解してくださったように、私を受け入れた結婚相手のように、私もへりくだって、相手の立場・文化に自分を置くことを喜び、楽しむことを選びたいと願います。
相手を完全に理解できないものだと知ることは、
相手に理解してもらう努力の必要を知ること。