マタイ 7:1-2
さばいてはいけません。自分がさばかれないためです。
あなたがたは、自分がさばく、そのさばきでさばかれ、
自分が量るその秤で量り与えられるのです。
西日本宣教セミナーが開催されました。「性的少数者~聖書的に、現実的に、愛をもって」をテーマに三日間、同性愛や性別違和などについての学びを行いました。これまで、教会は性的少数者(同性愛者や性別違和を持つ者などの総称)に対して差別的とも言えるほどの対応をしてきたことを学びました。その中で、これまで根拠としてきた聖書解釈が過激な適用であったこと、神学的な議論のみで当事者を見て来なかったことを指摘しました。
この問題を取り扱う時、一人の人としての性自認と性愛(恋愛)指向とを分けて考え、性愛指向は結婚を前提に考える必要があります。神はすべての人をキリストへの信仰によって神の子どもとされると約束されました。一方で結婚については、自立した男女が神への信仰を通してなされる誓約によって与えられる祝福です。また、性愛行為は結婚関係の中でのみ祝福されるものです。
同性愛行為は不倫や親子恋愛などと同じ性的逸脱の罪です。加えて私たちは同性愛行為者たちと、罪のかたちは違えども、神を傷つけている同じ罪人です。ですから、私たちは互いに神に生きることを目指し、支えることが求められているのです。
罪人は罪人から身を避けるようとし
義人は罪から身を避けるようとする者を支える