みことばはみがき No.78

   ルカ 15:24
   『この息子は、死んでいたのに生き返り、
    いなくなっていたのに見つかったのだから。』
   こうして彼らは祝宴を始めた。

 第2子である長男が誕生しました。前日に妻が入院を済ませ、娘と二人で、家で過ごす日々が続いています。出産予定日の朝、娘を預かり保育へ送り、いつでも呼び出しを受けられるように病院の近くのカフェで仕事をしていました。すると、連絡が入りました。緊急の患者が入り、予定よりも時間が遅くなるとのことでした。

 先に娘を迎えに行くことになったため、昼のうちに必要な買い物を済ませようと市内中心部へ向かい、駐車しようと敷地内に入ると満車だったため、切り返そうとバックしたとき、ガリッという音が鳴りました。やってしまった!!という感覚と娘を迎えに行かないといけない焦りと誰もいない駐車場で、抜け出したくなる誘惑は確かにありましたが、すぐに警察を呼び、対応を伺いました。

 現場処理を終え、相手方の連絡の取次ぎをお願いし、保険会社への連絡を終え、娘を迎え、病院に向かいました。そして無事に長男の顔を見、妻と話をすることができました。
 家に帰り、相手方に連絡がつき、「すいません」と語る私に、「そのままでいいですよ。修理もしません。安全運転でいきましょう」と話してくれたその声に、安堵の涙がこぼれました。


    赦しのことばによって負い目は救われ
    大きな喜びを喜ぶことを赦された