ルカ 6:42
あなた自身、自分の目にある梁が見えていないのに、
兄弟に対して『兄弟、あなたの目のちりを取り除かせてください』と、どうして言えるのですか。
偽善者よ、まず自分の目から梁を取り除きなさい。
そうすれば、兄弟の目のちりがはっきり見えるようになって、取り除くことができます。
妻の負担をできるだけ軽減できるようにと過ごした10日間、息子と丸一日過ごすこともあり、自分では気づかない間に「疲れ」が襲ってきていることが、妻の指摘でわかりました。
子どもの世話という目の前のことに心を配り、抱っことミルクと寝かしつけを繰り返しているうちに、時間の感覚や昼夜の生活リズムが崩れ、子どもの世話の合間に適当に自分の食事や身支度をする。そのような生活が続いてきました。
子どもが0~3か月の頃なんてみんなそう。とはよく母親たちの間で言われていますが、一体どれほどの働く男性がこの事実を味わってきたのかと考えることもありました。
子育てを「手伝い」や「体験者」ではなく、「主催者」として関わりを持つことで始めて分かる苦労や辛さがあります。それに加えて、妻から見た夫への不満さえも知ることができました。
信仰生活も神さまへの手伝いや体験者ではなく、神の計画と働きをともに担う主催者として携わるなら、その辛さは大きいものとはなりますが、信仰の醍醐味を味わうことができるでしょう。
中心にいる者の辛さや苦しみは
自分も中心に向かわなければ味わえない