みことばはみがき No.91

   1ヨハネ 2:14
   幼子たち。私があなたがたに書いてきたのは、
   あなたがたが 御父を知るようになったからです。
   父たち。私があなたがたに書いてきたのは、初めからおられる方を、
   あなたがたが知るようになったからです。 
 
 姉と甥が北海道から訪ねて来てくれました。北海道の両親のもとで会うことはあっても、こうして岡山に来て、姉弟、いとこ同士で時間を過ごすことはこれまでありませんでした。年齢に違いはあれど、子ども同士で話をしたり遊ぶ姿が見られ、影響し合う様子を見られるのは親としてとても幸せな気持ちになりました。

 もちろん、影響し合うということは親が予想もしない行動やことばが出て来ることもあります。ショッピングモールの中でかくれんぼを始めた娘たち。迷惑がかかるため、子どもを注意し、お店に謝るこの役目が親なんだと、申し訳なさを感じつつも微笑ましい光景でした。

 それでも、これまで自分の力で生きてきた人がキリストと出会い、キリストと交わり、キリストに影響され、生かされた人の様子を見られるのは牧会者としてとても幸せなものなのだと気持ちを重ね合わせました。
 自分のことから、子どものことへ。親心を知ることで神の気持ちを知るなんて、これからも多くの経験から知ることのできる神の気持ちに期待が増してきました。


    子どもは親心を知らないのは当然であり
    愛さない者が神を知らないのも必然である