みことばはみがき No.121

   ヨハネ 3:1-2
   さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。
   ユダヤ人の議員であった。この人が、夜、イエスのもとに来て言った。
 
 宣教区の有志の学び会が行われました。今回初めて私が学びを担当することになりました。
 学びのテーマは「青年の思考について」でしたが、牧会経験豊富な先輩教師たちを相手に私の経験だけで学びとなる材料を提供できるのかと不安になる部分もありました。

 しかしながら、せっかくいただいた機会を大切にしたいと思い、青年部としてこの数年奉仕してきた内容とキャンプを通して関わった青年たちの様子から、彼らのコミュニケーションの取り方や考え方、メディアへの関わり方などをまとめました。
 情報を伝えた後に、感想を分かち合う中で、大きな気づきを与えられました。それは「本当にコミュニケーションが内向きな青年はキャンプに行かない」ということでした。

 キャンプで交わりが少ない人や新しい仲間との世間話が苦手な人でも、キャンプの内容や出会いに期待しているからこそ参加したのでしょう。同じように教会に来てからが信仰生活の始まりではなく、教会に来ている人はすでに大きな壁を越えて信仰に歩み出しているのだと改めてその恵みに感謝しました。


    信仰の壁は神のことばにあるのではなく
    人が作ったものによって立っている