「時が良くても悪くても」 2テモテ 4:2
2024年の桜が丘キリスト教会の年間テーマは「時が良くても悪くてもみことばを宣べ伝える教会」であり、2テモテ4章2節のみことばから引用しました。
2023年を通して、教会には豊かな交わりと証が与えられ、分かち合いが増え、証をする機会も多く与えられました。その祝福を教会の外へと伝えていくことの大切さをともに学び、実践しましょう。
みことばを宣べ伝えなさいと命令を受けるだけの価値はあったのでしょうか。聖書の言葉から考えてみると、聖書はキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせられるものだと記されています。救いに至るの道が備えられていく過程もはっきりと残されています。
加えて、聖書は神のものであり、信じる一人一人が神の子として父なる神に従うために有益なものです。信じて救われて終わりではなく、ともに家族として歩むための手立ても用意されています。
そして聖書は神の働きにふさわしく整える役割をも担っています。個人の精神活動で留めておくものが信仰なのではなく、信仰を生活の形にして、仕えていくために、私たちが聖書によって日々養われているのです。
その働きが、伝道者の働きであり、みことばを宣べ伝えることです。パウロはテモテにあなただけが伝道者だとは語らず、一人一人が伝道者としてみことばを宣べ伝えるように勧めなさいと語りました。
私たちもまた、みことばによってキリストを知り、救われ、神の子として養われたのですから、時を選ばずに、蒔く時は蒔き、刈り入れる時には刈る者となって、しっかりとその役目を果たしましょう。