詩篇 130:1-2
主よ 深い淵から私はあなたを呼び求めます。
主よ 私の声を聞いてください。
私の願いの声に耳を傾けてください。
病院に入院中だった息子が晴れて退院することができました。予定より早く生まれ、体の成長がまだ整っていなかったこともあり、しばらくの間様子を見ながら、家に帰る時を待ち望んでいました。
ミルクを届け、面会するために家と病院を往復する日々は終わりを迎え、いよいよ息子の育児の本番を迎えました。とてもうれしい反面、何かあってはと気を張った結果、寝言や泣き声に敏感になり、深くは眠ることができない日々を過ごすことになっています。これが育児ってもんです。
そう考えると、私たち自身もわからないうちに主にSOSを送ったとしても、いつでも反応できるように、主は絶えず臨戦態勢でおられることに気が付きました。
赤ちゃんは泣くことでしかSOSを出せませんし、それに応えることができるのは親や医師などわずかです。大人になれば、相談する相手があり、愛し合う家族や仲間もいます。しかし私自身のいのちの叫びは、いのちを与えてくださった神しか届けるところはないのだと学ぶ育児の始まりでした。
育児から始まる育自
養う者が養われる恵み