詩篇 39:1―2
私は言った。
私は自分の道に気をつけよう。
私が舌で罪を犯さないように。
口に口輪をはめておこう。
悪しき者が私の前にいる間は。
私はひたすら黙っていた。良いことにさえ沈黙した。
そのため私の痛みは激しくなった。
報告のつもりで伝えたことで相手を怒らせてしまうことがあります。私自身も、こんなことがあって、もっとこうした方がよかったと思って話したことが、後になってその相手を傷つけ、怒らせてしまうということがありました。
話を聞いてみると、そのような指摘をする前に、自分で対処をすればよかったのではないか、自分の感想を加えずに、してほしいことだけを簡潔に語ってほしいということでした。
話を聞きながら、私は自分が無意識でこのような話の展開をしてしまっていることに気が付きました。単なる報告が、知らず知らずのうちに関係が悪化してしまうのはもったいないと感じました。
そこで改めて、自分を省みました。私の都合で伝えやすいことを語るのではなく、相手の立場で受け取りやすいことばで贈る愛が欠けていました。自分の言いたいことだけを語るなら、わざわざ相手に言うよりも、手紙やメモの方がよいと感じました。
愛をもって私の話を聞いてくださる人に愛をもって言葉を贈ることができる者になりたいと思います。
ことばは打ち放つロケットではなく贈る花束
最小限に削ぎ落すことで美しさが保たれる