1コリント 13:24,25
「これはあなたがたのための、わたしのからだです。
わたしを覚えて、これを行いなさい。」
「この杯は、わたしの血による新しい契約です。
飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。」
教団の新しい式文についての学びに参加しました。教職者になる前、式文は聖餐式や洗礼式で牧師が持っている小さな本という印象を持っていました。
具体的な式を司式する際に用いる文言として各教団が選定された形式や枠組みがはっきりと表れる式文を、日本同盟基督教団の新しい式文の参考とするために、調べ、草案作成のために会議をし、様々な状況や教会の形式に対応するために枠組みを定めたという報告がなされました。
この姿勢が宣教協力を柱の一つとする同盟教団らしい式文の姿勢だと感じました。式文を定めるというと、すべての教会が同じ文章を共有し、枠から外れないように基準を示す意図が強い傾向のものも多いからです。その中で、あえて絞るのではなく、多くの状況を想定して提案していくことは、まさに牧会を助ける式文、教会に仕える式文と言えるでしょう。
そんな式文の第一案を読みながら、私もまた、宣教の広がりのためにビジョンをもって基礎を学び続ける大切さを学びました。
基礎を追求するからこそ踏み外さず
ビジョンを追求するからこそ特色が生まれる