みことばはみがき No.39

   ヘブル 10:34 
   あなたがたは、牢につながれている人々と苦しみをともにし、
   また、自分たちにはもっとすぐれた、
   いつまでも残る財産があることを知っていたので、
   自分の財産が奪われても、それを喜んで受け入れました。
 
 1年の終わりを迎えると、今年もいろいろあったたなぁと思う反面、早かったなぁと感じることもあります。部屋の片づけをしながら、思い出に浸ってしまっては、全く片付かないほど、物も思い出も想像以上に整理していなかったことに気が付きます。

 その反面、どのような経緯で手に入れたのかが思い出せない物も時々現れます。衝動買いだったか、お得だったからか、誰かからもらったものだったのか、考えても辿り着かないままです。
 数年後まで残っている思い出や物はそれほど多くありません。家や車には思い出に詰まっているかもしれませんが、それ以上に残るのは家族との思い出や信仰の転機です。結婚や別れ、キリストとの出会いは何年経っても、忘れることのできないものです。

 そして自らの死を経て、天に迎えられるとき、どんな思い出を携えていくのでしょうか。地上での充実した思い出でしょうか。
 天には神との思い出で溢れているはずです。天に行った時に積み立てていた思い出が多いほど、神とともに思い出に浸る楽しみの団欒が待っていることでしょう。


    地に思い出を残すのは掛け捨て
    天に思い出を残すのは積み立て