みことばはみがき No.50

   マタイ8:20
   イエスは彼に言われた。
   「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕するところもありません。」
  
 思っていたよりも忙しい毎日になり、気持ちが息切れ状態になっていることに気が付きました。家族が離れていることで自分で時間をいつまでも使える分、仕事と休憩のオンとオフがだんだんとなくなっていました。

 作業に追われているといつの間にか必要なことを忘れてしまい、思い出しては対応するような状況となり、予定が後手後手になっていき、自分のことは後回しになっていきました。
 この状態が数日続いていくうちに夜も遅くなり、遅れないようにとカーテンを開けて寝ていると、朝早く目覚める代わりにしっかりと休む時間も削られていました。

 すると突然、何もする気が起きなくなりました。気持ちはやらなきゃと思いつつも身体がそこに向かなくなってしまう自分、自分で自分をコントロールできない状態に恐さを覚えました。

 肉体の疲れも精神的な疲れも、霊的な飢え渇きも、見た目では単なる調子の悪さに見えてしまいます。しかし、それぞれの不足を満たすためには、どこかで立ち止まらなければならないと、思いつつ、立ち止まる勇気がないままになっているのが現状です。


    立ち止まる勇気がなければ補給はできない
    走り続けるだけでは目的地にたどり着けない