みことばはみがき No.89

    詩篇 19:13
あなたのしもべを 傲慢から守ってください。
それらが私を支配しないようにしてください。
そのとき私は 大きな背きから解き放たれて
全き者となるでしょう。 
 
 キャンドルサービスとクリスマス礼拝を迎えました。育児中心の生活の中で迎えるクリスマスに、果たして十分な役割と働きができるのか不安もありましたが、多くの人の祈りと支えによって祝福にあふれる礼拝となりました。

 周りを見る余裕が失われ、自分や家族のことを考えるばかりの私の状況を非難することなく、温かい言葉をかけてくださる人、ゆっくりと話をする機会もなかなか持つことができない中でも息子の誕生を喜び、お祝いの気持ちを届けてくださる人。
 牧会者でありながら、私や家族が支え守られていることを実感しました。このような状況でも信仰を決心する人がいて、洗礼式を迎えられました。これは私が導いたのではなく、神の計画の中で信仰を導かれる御業を一番間近で味わわせていただいたのです。

 そして、その中で自分がいかに傲慢であったのかを思い知ることとなりました。「できるだろう」と考え、あきらめて断らないばかりに多くの人に負担を強いることになっていた自分の愚かさと見積もりの甘さによって働きにも気持ちにも余裕と配慮に欠けていたことを知りました。


    最大限の結果を求めれば愛が失われ
    最大限の配慮を求めれば愛が生まれる