光テラス No.124

8月30日
 朝顔に種が実り始めたので、収穫を始めました。全体的にはまだ多くの花が咲いていますが、初期に咲いたものを中心に実が膨らみ、乾いてきたので、ネットで収穫方法を調べ、試行錯誤しながら収穫を始めました。実際に種の部分を見てみると、確かに獲り頃の実はわかりやすく、たくさんとまではいきませんが、摘み取ることができました。

 ただ、摘むことよりも難しいのが、どの種が何色の花を咲かせるのかを分けることでした。根元から伸びた多くの蔓がネットに絡み、上へ上へと伸びていったこともあり、下にできた種が何色のものかを見るために、上へ上へとたどっていき、その先にある花の色を確認します。より巨大で、より複雑なアミダくじをたどっているかのようで、途中で絡み合った蔓がたどっていたものだったのか、それとも別のものなのかを何度も迷ってしまい、やり直すこととなりました。

 花が咲いていた頃はまったくの別物のように感じていましたが、花が枯れ、実がなるときには見分けがつかなくなってしまいます。そして実の中の種を獲ってしまうと、選別していない限り、どれも同じ「朝顔」の種にしか見えません。見分けられるときに、しっかり選り分けて(マーキングして)おかないと、別のものが混ざってしまい、結局違うものを残しておくことになってしまうのだと学びました。

    だから、収穫まで両方とも育つままにしておきなさい。
    収穫の時に、私は刈る者たちに、
    まず毒麦を集めて焼くために束にし、
    麦のほうを集めて私の倉に納めなさい、と言おう。
                       マタイ13:30