10月11日
今年度の教団教師研修会も、オンラインでの開催となりました。昨年、子どもが生まれる前に家族で行ったことを思い出すと、先生方とお話し、直に話を聞けることができないことはとても残念でした。
しかし、それ以上に恵みも与えられました。それは、ともに学ぶ仲間が与えられたことです。これまで、教団が大切にしてきた教会運営や教会の糧となる御言葉の証、さらには宣教方法や課題の共有は教師が持ち帰って伝えるしかありませんでした。教師とはいえ、自分の興味関心によって吸収しやすいもの、しにくいもの、消化できていないものなどがあるため、自分の受けた恵みをお裾分けするに留まっていました。
オンラインだからこそ、教会で信徒ともに学ぶことができたのです。お裾分けではなく、その場で分かち合える恵みがあります。そして自分たちの教会の課題やビジョンについて、学びで得た内容を適用してともに考えることができるのです。
国外宣教師たちの報告は生中継とはいきませんでしたが、宣教地の映像を通して、より身近に宣教の働きを知ることができました。コロナ禍にあり、国の事情で生活がさらに困難になっている人々へ助け手となり、試行錯誤しながら宣教に励む姿は、私たちのよい見本です。
コロナ禍において変化した生活の中で、私たちは何を失い、何を守るかではなく、何を獲得し、どのように前向きに変化していくかに目を向けることを求められているのだと感じた研修会でした。
そして、私のことばと私の宣教は、
説得力のある知恵のことばによるものではなく、
御霊と御力の現れによるものでした。
1コリント2:4