2月28日
しばらくぶりに風邪をひきました。さまざまな要因が思い当たりましたが、改めて考えてみると、緊張の途切れだと思い当たりました。その途切れとは、正教師試験の終了と合格通知の受け取りによる、重圧からの解放でした。この試験は単なる個人戦ではありませんでした。
一つは家族の協力。教会の働きに加えて試験に取り組む時間を捻出したことで、家族に対するケアが実践的にも精神的にも十分に行うことができませんでした。妻への感謝と申し訳なさに加え、試験に合格できずに、再度このような状況に陥ってはならないと感じていました。
一つは教会の協力。試験の課題に向けて教会では主日の成人科を試験の課題についてのテーマで行い、試験期間終盤には余裕がなくなってしまい、しばらくお休みすることにもなってしまいました。それでも応援し、励ましてくださる信徒たちと接しながら、独立を控えた教会の足かせになってはならないという感謝と責任を感じました。
そしてもう一つは神の力の業。課題提出がギリギリとなって、自分の考える力の限界が迫る中、最後まで私の背中を押し、やり切りなさいと語りかけてくれた主の信頼があったからこそ成し遂げられました。
肉体は痛みに耐えながらも、心から感謝する時間が与えられました。主は私だけでなく、家族をも、教会をもまもってくださいました。
そんな私が娘とともに寝込んでしまい、家事と育児を完全に妻に任せてしまった責任は、これから果たしていくことになるでしょう。
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
わたしの義の右の手で、あなたを守る。
イザヤ47:10