7月29日
岡山県国際交流センターが主催する地域共生サポーター講習会に参加してきました。特に多文化共生を目指して市民がどのようにネットワークを作り、社会情報弱者になりやすい外国人在住者たちが暮らしやすくなるための学びとワークショップが行われました。
多文化共生とはさまざまな文化背景を持つすべての人が、同じ地域で一緒に生きることです。しかし実際には言葉の壁や文化の壁、そして人脈の壁に阻まれて、地元住民と同じようには暮らせていません。日本語教育や学習支援、医療機関等の通訳サポーターが欠かせないという話を聞き、私も何かできないかと考えるきっかけになりました。
ワークショップでは、外国人との出会いや交わりを深めるために、自分たちで何がしたいのか、何ができるかを話し合いながら、それぞれの特技や動機を大切にしながら、実現できる形を提案しました。
キリストの弟子たちも漁師や徴税人や熱心党員など、多文化な人々の集まりでした。本来誰も頼らなくても癒しや御言葉の力を示すことのできるキリストは、あえて弟子たちの賜物を活かして、福音を告げ知らせることにしたのです。ここにキリスト教的多文化共生の原点があるように思いました。私たちはどんな背景であってもキリストによって罪を赦され、神と共に生きることのできる天の御国の民なのです。
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
わたしの義の右の手で、あなたを守る。
イザヤ 41:10