5月6日
韓国と北朝鮮の首脳が会談をし、長らく休戦状態であった朝鮮(韓国)戦争を年内に終戦させ、平和協定を結ぶことを視野に入れています。日本で育った私は、へぇ~、また何か仕掛けるのか?と懐疑的な第一印象を持っていましたが、隣で小躍りしながら、大きな声で「戦争が終わる~~!!」と喜んでいた妻があまりにも印象的でした。
朝鮮(韓国)戦争は私や妻の生まれる前の出来事ですが、その和解ができない影響は今も北緯38度の軍事境界線という形で残っています。その和解は今の世代・政府へと委ねられています。現在韓国国民の多くが和解に希望と期待を持っていることが伺えます。それほど、代表者同士による和解が朝鮮(韓)半島に住む人々の平和に大きな影響をもたらすことを当事者である彼らは知っているのだと感じました。
イエス・キリストはまさに人類全体の代表、神様はこの世界の創造者であり、統治者です。そのキリストの十字架とよみがえりの働きによって、私たちが生まれる前の罪深い出来事であるアダムの罪(原罪)と現代に生きる一人一人が個々に犯してきた罪(現罪)が赦され、神様と平和協定を結べたことはどんなに大きな恵みでしょう。人間と神様を隔てていた境界線を越えて私たちを神の家族としてしてくださったことに心から感謝しています。朝鮮(韓)半島にも御霊による和解が与えられますように。
キリストを通して、私たち二つのものが、一つの御霊によって御父に近づくことができるのです。あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。
エペソ2:18~19