光テラス No.88

12月22日
 いよいよ出産予定日が近づいてきました。11月に妻と離れてから長いようでとても早く過ぎてきた日々。私自身は離れていることもあり、なかなか実感がわきにくかったですが、金曜日の深夜、ふと目が覚めて頭の中に思い巡らされることがありました。

 『神様、どうか私たち夫婦が出会うその時まで、子どもの誕生を待ってくれませんか。
  でも神様の御心とご計画があると思います。
  ただ、子どもを生む前に夫婦で一度声をかけて、祈りたいんです。
  私は離れている間、何もできていないんです、
  お腹の子どもに声をかけることさえも・・・。』

 そんなとき、ふとクリスマス会での出来事が思い起こされました。

 『誰かが人生で初めて祈った経験、それはとても尊い瞬間。
  なぜなら、それは隣にいる人の祈りが聞かれた瞬間でもあるから。』

 私は自分の子どもの誕生に対しての思いと全く同じように、神はご自身のいのち、新しいいのちに生きる子どもが芽生えていることを喜んでおられるのだということを知りました。
 振り返ると先週、礼拝では洗礼式があり、新しいいのちの誕生を目の前で見ていました。そして祈り会で新しいいのちの芽生えを見ました。さらに今度は肉体のいのちの誕生に立ち会えるかもしれない期待が与えられていることに気がつきました。
 私は改めて、神様に感謝をしました。主よ、この人生でいのちの誕生に立ち会える感動に勝るものはありません。

愛する者たち、私たちは今すでに神の子どもです。
                      Ⅰヨハネ3:2